​鉤貫レム役・斉藤壮馬 キャラクターソング収録アフターインタビュー



——録り終えた感想はいかがですか?

斉藤 とても良い曲だったので、かなり気合を入れてレコーディングに臨みました。 丁寧で分かりやすくディレクションいただき、楽しくレコーディングする事が出来ました。

——音感や対応力が非常に良く、スタッフの皆さんが驚く場面もありましたが、歌はどこかで勉強していましたか?

斉藤 歌のお仕事はここ半年ほどで、やらせていただく様になりました。中学時代にはアマチュアバンドで歌っていた事もあり、歌う事はとても好きです。後は、高校時代、音楽を履修していた際に、声楽を教わっていました。

——難しい歌の発声・発音がバッチリ出来ているのは声優のお仕事の経験からでしょうか?

斉藤 いえいえ、そんな。
キャラクターが歌う楽曲と言う事で、素の自分で歌うのと、お芝居をするのとの中間で、とても興味深い表現の手法だと思います。特に今回の歌は台詞があって、ニュアンスを工夫出来る曲だったので、お芝居をする様に色々と試させていただきました。

——キャラクターで歌うのと、ご自身で歌うのと違いは?

斉藤 レムは声が低いイメージなので、今回の歌も低めで歌ったのですが、自分自身の歌声に関しては高めで細い声質なので、普通に歌うとキュート寄りになってしまいます。素の歌声ではミディアム・テンポの楽曲やバラード曲を得意としているのですが、今回の様な早くてパワーが必要な楽曲は、音圧を出す為、そして鉤貫レムと言うキャラクターの想いを載せる為にかなり落として歌ってみました。

——藤田さんも「密度が濃くて響いて鳴っている!」と褒めていらっしゃいましたね。

斉藤 居酒屋で声が通らない声優なので嬉しいです(笑)
いつもは「スイマセーン!」って言っても無視されちゃうので……。
レムくんはプリンスなので、しっかりとハリとツヤのある声を出せる様頑張りました。

——ディレクションも「偉そうにお願いします」など、独特でしたね。

斉藤 今までで初めてです(笑)。とてもいい経験で、面白かったです。

——最後にファンの皆様へのメッセージをお願いします。

斉藤 2015年2月9日のRejet新作発表会2015のニコ生で発表させていただいたのですが、音楽とお芝居が融合した、今までに無いアニメーションをお届け出来ると思います。
僕自身も今まで演じた事の無い、低音で偉そうなキャラクターを演じ、新たな世界へ全力を尽くして挑戦しておりますので、皆様に楽しんでいただければ幸いです。「Dance with Devils」よろしくお願いいたします。

斉藤壮馬さんが演じる鉤貫レムのキャラクターソングのPVはこちら


Dance with Devils 鉤貫レム曲 キャラクターソング「DESTINARE!」
Vocal:鉤貫レム(CV:斉藤壮馬)
作詞:Daisuke Iwasaki / 作曲:喜多智弘(Elements Garden) / 編曲:喜多智弘(Elements Garden)