各話解説

第七幕 幻想と純真のパ・ド・ドゥ 

『ワタクシは忠実な犬です。』
パイプオルガンの音色が素敵な、ゴシックな楽曲です。
キャラソンも6曲目。他のキャラと被る曲にしないということで、 ダンデビのミュージカル曲の中でも、かなり苦労して制作頂きました。
ちなみに、途中の遠吠えも鈴木さんが歌っています。 こちらの楽曲、ミュージカルソングver.ももちろん素敵なのですが、 フルコーラスのキャラソンver.で聞くことの出来る間奏がとっても素敵なので、ぜひCDでフルコーラスも聞いて見て下さいね!

 

 

第六幕 追想と迷宮のファランドール 

『憐憫 揺籃歌(れんびんようらんか)』
70年代を彷彿とさせるムーディーな歌謡曲を、シキ役・平川大輔さんが情感たっぷりに歌い上げて下さいました!こちらの作詞は吉村監督自身が担当!監督によると歌詞の内容は、「男の人の言い訳を一通り並べました」とのこと。
ミュージカルシーンの楽曲なので、たぶん嘘はないはずです…たぶん…

 

 

第五幕 独尊と衝迫のブレーキン 

『VANQUISH』
ダンデビの楽曲はそれぞれのキャラクターの個性に合わせて楽曲のジャンルが大きく異なりますが、メィジはその中でも異色のラップ担当。
「こんな難しい曲一体だれが歌えるのか!?」と言う中、メィジ役の木村昴さんは特技が英語、ラップも得意! と言うまさにメィジなキャストさんで、ラップも見事に歌いこなして下さいました!
ちなみに、この曲の作曲・編曲のEvan Callさんはアメリカの方なのですが、ドイツ生まれの木村さんと流暢な英語で雑談する様は、日本のレコーディングスタジオでは中々珍しい光景だったのではないでしょうか(笑)

 


第四幕 孤独と哀愁のボレロ

『君だけの守護騎士(エクソシスト)』
リンドらしい真っ直ぐなロック。
歌詞にも「気持ち抑えきれない」とありますが、
リンドの気持ちのあふれ出した楽曲になっています。
登場人物がアクマやヴァンパイアのため、誰が本当のことを言っていて誰が嘘をついているのか
中々分からないダンデビですが、ミュージカルソングには嘘がありません。
レムは歌の中で本名を名乗っていましたが、リンドの歌の中にも様々な真実が歌われていますので、
ぜひ歌詞にも注目してみてくださいね。



”真実と嘘”について、第一幕のレムがリツカを呼び出すシーン、
悪魔崇拝をしているという投書があったと言うのに投書には何も書かれておらず、
レムが嘘をついていることが分かります。


 
第三幕 情熱と誘惑のタンゴ

『誘惑❤︎amor』
この曲はスパニッシュギターが印象的なウリエらしい妖艶な曲です。
途中でテンポが変わるという、ダンデビの中でもトップクラスに難しいと思われるこの曲。
ウリエ役の近藤隆さんが、ウリエらしく、さらっと歌いこなしてくださいました。
「アモりアモればアモるとき」と言う非常に印象的な歌詞は、アフレコでも話題沸騰。
「○○にアモられちゃった!」と言った感じで、現場でも大流行しました!


 
第二幕 迷いと秘密のジルバ
 
『我が名はレム・アーロンド』
第二幕の戦いのシーンでレムが歌っていた楽曲です。Aメロに「思い知るがいい」と言うセリフがありますが、こちらは元々メロディーに乗せて普通に歌う予定だったものを、レコーディングの際、レム役の斉藤壮馬さんが試しにセリフでやってみたものが採用されました。
キャラクターシングルにはこの曲のインストも収録されていますので、「思い知るがいい」を、今度はメロディーに乗せて歌ってみても、面白いかもしれません。
また、キャラクターシングルには、この楽曲と同じメロディーで歌詞が違うキャラクターソングver.も収録。こちらは普段見せないレムの激情が歌われた楽曲になっています。歌詞が違うことで印象が全く異なる2曲。どちらもぜひご堪能下さい。

レム様のミュージカルシーン。



よーくみると、火の粉ではなく文字が吹き上がっています。
この文字はシーン冒頭に出てくる文字と同じもの。ミュージカルシーンの不思議な空間の演出には、様々な工夫が凝らされているんです!
 
第一幕 倒錯と禁断のカドリール
                
『闇の花嫁』
第一幕冒頭で青いドレス姿のリツカが廊下を歩くシーンで流れたこの曲。
ダンデビの第1弾PV



で使われていたのと同じ曲の歌詞違いになっています。
実はこの曲は、ダンデビの曲の中でも一番最初に出来た曲。
作品の世界観を表すダークで重厚な、そして何よりミュージカルらしい楽曲に、Elements Gardenさんが仕上げて下さいました。

『風の予感』
第一幕でリツカが歌うこの曲。歌で視聴者の皆様に自己紹介をしているような形になっていましたね。リツカの平凡で幸せな日常を歌で表現するべく、レコーディングの際、「幸せ感を出してほしい」と監督のディレクションがありました。茜屋さんの透明感のあるボーカルは、これまでの茜屋さんの歌い方ともまた違って、驚いたファンの方もいるかも?

『我ら四皇學園生徒会』
ダンデビの曲はシナリオが上がった後に、シナリオに合わせElements Gardenさんが制作、その後曲に合わせて、各話のライターや吉村監督が作詞をしています。
この歌詞は、実は最初のものからリテイクされているんです。
「四皇學園生徒会」と言う言葉は元々サビ前にあったのですが、よりこの言葉が印象に残るようにと、監督の提案で変更されました。皆さんもぜひ一緒に「第三図書館~♪ 四皇學園生徒会~♪」と歌って下さいね!