Dance with Devils スペシャルレポート&インタビュー

立華リンド役・羽多野 渉
キャラクターソング収録アフターインタビュー

——収録お疲れ様でした! 非常にリズム感やディレクションに対する対応力がよく、藤田さんも驚かれていましたね。歌はどの様にお勉強されたのでしょうか?

羽多野 いや、そんな歌の勉強なんて全くした事が無いです!
歌は、大人になってから声優のお仕事を始めて、色々なキャラクターとして度々歌わせていただいています。その度に思うのが「あぁ、なんで小さい頃にピアノを習って行かなかったんだろう」とか、なにか音楽にまつわる経験が過去にあればこんなに苦労しないのに……! なんて思いながら、毎回、ディレクターさんのお話をしっかり聞いて取り組ませていただいています。

ありがたい事に4年程前からソロの音楽活動を開始させていただいています。その中でレコーディングを重ねて行くにつれ、ピッチ感やリズム感が少しずつ養えて来ているのではないかな、と思います。

——努力で才能をグングンと伸ばして行かれたのですね!

羽多野 そんな事ないです! 毎回背中を押してもらっています!
ダンデビ音楽プロデューサー・藤田さんとの音楽作りは、今回が初めてだったので少し緊張していたのですが、とても丁寧に録ってくださり、自分の”立華リンド”として、この歌詞をこの感情でこう表現したい! と言う意見を受け入れてくださった上で音楽を作ってくださったので、とてもキャラクターとして歌いやすかったです。

——今回は普段歌われているキーと比較すると少し高めの楽曲になりましたね。そんな中“立華リンド”として表現を工夫された部分はありましたか?

羽多野 そうですね、音楽性の部分でこれほどツヤがあって色気のある楽曲は、今まで個人の活動の中でも歌った事がありませんでした。なので、どちらかと言うとお芝居に近かったな、と思います。

曲の歌い始めも音数が少なく、ボーカルから入る楽曲なのですが、その部分の歌い方は、ほぼお芝居でした。その中に音程があって、リズムがあって、という考え方で歌わせていただきました。なので表現としては普段の声のお芝居のお仕事に近い様な感覚です。
今回のレコーディングに対しては、自分の中で課題を設けて、場合によっては囁く様に歌ったりとか、止められない情熱を開放する場所があったりとか、1曲の中で色々な波を表現出来たらいいなあと藤田さんにご相談をしながら歌わせていただきました。

確かに普段、自分が歌っている曲よりも高めのキーなので、繰り返し歌わせていただいた部分もあったのですが、最終的に出来上がった物を聴いてみて、そのキーの高さも併せて、自分の新しい部分が出せたんじゃないかな!? と思います。

——ご自身でアイディアを構成し、更にそれを体現なさっていたので、その表現力に改めて感動してしまいました。今回ディレクションで褒め言葉として「重い」や「気持ち悪い」と言う言葉が飛び交っていましたね。

羽多野 (笑)
最初に楽曲をいただいた時に、なんて色気のある格好良い曲なんだ! と思ったのですが、歌詞のエネルギーがすごくてですね……。愛情がほとばしっている様と言うか……。リンドのキャラクター性を見事に表現されている歌詞だったので、普段はこんな歌い方した事ないのに、不思議なエネルギーをいただいて歌い上げられた部分があると思います。

——レコーディング後に「リンドが生まれた!」と仰っていましたね(笑)。

羽多野 そうですね(笑)。最後のくだりは一番リンドっぽくなったかな?と思います。

——歌詞に引き出された部分は、楽曲の中でいうと具体的にどの部分ですか?

羽多野 サビの部分もそうなのですが、やはり最後のくだりですね。
「キ・ミ・イ・ガ・イ・ミ・エ・ナ・イ」ってカタカナで表記されている部分があって……これはサビの終わり毎に何度か出て来るフレーズなのですが、全部違う歌い方をさせていただいていて、とても台詞に近い部分なのかな、と思っています。

特に最後の「キ・ミ・イ・ガ・イ・ミ・エ・ナ・イ」の部分なんかは、本当に畳み掛ける様に……世界の中心に君がいると言う重さと言うか……(笑)。重厚感が一言ごとに増えて行くと言うのを表現したくて、一番、最後のメロディに上パートのハモリも足させていただいて……。

——「上ハモも入れましょうよ!」とご提案されていらっしゃいましたね(笑)。

羽多野 そうなんです。面白いんじゃないかな、と思って。どんどんこう、覆いかぶさる様にリンドが来る!って言う(笑)。

——すばらしい完成度でしたね!

羽多野 いやあ、ありがたいなあと思いました。柔軟に自分からの提案を受けてくれる、優しいディレクターの藤田さんだったので……。楽しく歌わせていただきました。

——「キ・ミ・イ・ガ・イ・ミ・エ・ナ・イ」以外で、ファンの方にココを聴いて欲しいと言うポイントはどちらですか?

羽多野 1曲を通して、ボーカル部分もそうですが、演奏も是非聴いてください! サビも格好良いです。
台詞パートは、色々録ったバージョンの中から、最終的に監督さんやスタッフさんのご意見をお聞きして本テイクを選んでいただいたのですが、僕個人としては少し意外なチョイスでした。すごく落ち着いたリンドが「願いは、たったひとつだけ」と自分の内に向かって言う感じで……落ち着いて言えば言う程、そこはかとない怖さが……(笑)。自分が相手に向けている愛情に迷いが無い感じが非常にリンドらしいと言うか(笑)。

どの作品もそうなのですが、声を演じている人間だけではなく、制作陣、皆で1人のキャラクターを作り上げて行くので、色々なテイクの中でこのテイクを選んだ監督の”リンド”像が見えたと言うか。「Dance with Devils」を作り上げているスタッフが選んだ「立華リンドはこうだ!」と言うものが、この1曲の中に大分、凝縮されていると思います。今回、歌わせていただいてすごく嬉しいです。

全てとは言いませんが、僕個人として非常にシンパシーを感じるキャラクターですので、大分気持ちもこもってしまいましたが、皆さんにも是非楽しんで聴いていただきたいです!


羽多野 渉さんが演じる立華リンドのキャラクターソングのPVはこちら

Dance with Devils立華リンド キャラクターソング「アンバランスに愛して」
Vocal:立華リンド(CV:羽多野 渉)
作詞:Daisuke Iwasaki / 作曲:藤田淳平(Elements Garden) / 編曲:藤田淳平(Elements Garden)


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